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2021/11/24 (Wed)
長らく、ご愛顧頂戴しておりました、このブログ。
サーバ容量がいっぱいになり、画像のアップロードができなくなってしまいました。そこで新たな場所にお引越しをさせていただくこととなります。




http://sakakishinichiro.com


まだ、コメントが書き込めないなど不都合がいくつかあり工事中の場所もございますが、徐々に納得のいくものになればいいなと思っております。
ブックマークのかけかえなど、ご面倒をおかけいたしますが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
また、このブログサイトも閉鎖せずずっとこのままと思っております。

[39回]

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朝に寝坊で食べ損なって、それでランチをオキニイリの店でしましょう…、と開店時間に合わせていったつもりがなんと、今日に限って開店時間が少々遅め。



それで店の近所の喫茶店でコーヒーを飲む。「ニンジン」っていう店で前からあることは知ってたんだけど、入ってみるのは今日がはじめて。
お店に入るとマスターらしきおじぃさまがカウンターに座ってニッコリ。メニューはコーヒーとアイスコーヒーだけで、コーヒーをたのむと丁寧にコーヒーを落として作ってくれるのですね。
ゆったりとしたペースでとても丁寧に。
ボクの親父と同じくらいの年齢じゃないかなぁ…、偶然ながらもステキな時間をもらえてニッコリ。そしてそろそろ開店時間。

目当ての店は「の弥七」でした。



中国料理の店ではあるけど、おそらく世界でここでしか食べることができない料理を味わえる。
お父さんが「風車」という和食のお店をやっていて、それで「の弥七」。名前が続いているだけでなく日本料理の世界と中国料理の世界がつながる独特世界がここならではで、いつも感心させられる。
一時期、フランス料理と融合をした中国料理…、なんてお店が結構あった。けれど和食と融合っていうのはなかなか新しい。



まずは前菜。和食器に入ってやってくるほどよい量。心尽くしの季節の料理。
ごま豆腐をカラッと揚げてタレで味わう。このタレが、香り豊かな醤油味。磯辺焼きを食べてるみたいな、どこかしんみりナツカシイ味。
ゲタカルビとゴーヤを煮込んだ一品は、クタクタに煮たゴーヤは不思議と甘くて苦味をほとんど感じぬ。なのにカルビを食べるとほろ苦く、しかもコツコツ、奥歯を叩いて肉の旨みをにじませる。
里芋を中華ハーブで炒め煮したのは、トロトロとろけてお腹にスルンと流れこむ。

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料理を3つ、たのんで2人で分け食べる。
ひとつはココの昼のスペシャリテになっちゃいました…、開業当初からずっと続いて提供されてる油淋鶏。
大きな鶏のもも肉を表面パリッと揚げたところに、香り野菜を細かく刻んだモノをのっけて熱したお酢と油をジャジャっとかけまわす。鶏の脂の匂いが瞬間、おいしい香りに変わって鼻をくすぐって、野菜の風味もおいしく変わる。
ご飯がすすむウレシイゴチソウ。



それからこれまたココの名物料理の麻婆豆腐。
ひき肉ではなく牛すじ肉をトロトロになるまで煮込んだモノをざく切りして使う。豆腐の他に赤いこんにゃく。どちらも小さめに角切りされてて、だから麻婆豆腐と言いながら豆腐の料理というよりも肉料理。
麻婆牛肉といった方がいいんじゃないかという感じ。
この牛肉の味とコクがすべてにシッカリ行き渡り、どことなくフランス料理の牛頬肉の煮込みのような重さと旨みが辛味、痺れと一緒に口にやってくる。
これまたご飯がすすむ上、食べるに従いお腹が汗をかいてくる。それが食欲をひねり出してくれるのですネ。



担々麺をスープ代わりに分けて食べます。
細めで軽く縮れた麺で、スープを心置きなくたぐりよせ、口の中をどっしりとした辛味、旨みでみたしてくれる。
ピーナツがまるごと入ってホツホツとした挽き肉と一緒に、奥歯がニギヤカになっていくのもおいしくて、ハフハフズルズル。
軽い苦味が後口さっぱりしてくれる。



塩味なのにどっしりとした旨みをたたえたとろみスープに、生のザーサイ、炊きたてご飯。お腹がたのしく満たされる。
食後のたのしみ。杏仁豆腐。
ココの杏仁豆腐はムッチリねばってとろけるタイプ。杏仁スープにはリキュールたっぷり混じってて大人の味で笑顔になれる。文旦を浮かべてみましたと、それがザクリと歯切れて酸味であとくちすっきり。また参りますと店を出た。


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[3回]

夜、おいしいモノを食べながら仕事の話。何を食べる…、って聞いたら「肉」というので、今日も肉系。



渋谷の町外れ。東急本店の前を通って代々木方面。NHKの近所まで歩いたところにある「ベオーネ」っていう小さなお店。
キッチンにカウンター席。テーブル席が4つという20人も入れば一杯というサイズ。厨房にシェフがひとりでホールもひとり。たった2人ですべてを切り盛りする店で、メニューは黒板メニューだけ。
種類は少ない。けれど全部食べたくなるような魅力的なる品揃え。



まずは簡単に出来るものをと、サラミといちじく。
そろそろいちじくも季節が終わってしまいますもんね…、ってそう言われたらたのまないで済ませる理由がどこにもなくて。
サラミが2種類。ピスタチオを加えてネットリなめらか仕上げのモノと、豚の脂が多めにまざったガッシリとした味わいのモノ。どちらも塩がビリッときいてて、酒の肴にピッタリとくる。
しかもいちじく。硬くてけれどなめらかで、種がプチプチはじけて軽快。皮も一緒に味わい食べて、お腹の準備が本格的にできあがる。



野菜の料理がそれに続いてやってくる。
いんげん豆をやわらかに茹で、それに茹でた玉子とオリーブオイル。チーズをたっぷりかけただけ。チーズと玉子、オリーブオイルが混じってまるでマヨネーズみたいな風味になって、ネットリ舌にからみつく。
シンプルなのになんともおいしく、ウットリします。
ズッキーニとトマトソース、チーズを積み重ねトロンと焼いて仕上げたものは、スベスベとしてハリのあるズッキーニ独特の食感存分にたのしめる。



肉がおいしいので有名なイタリア料理のお店ではある。けれどちょっと癖のある魚素材もいくつかあって、「今日はマグロのトリッパがあるんですよ」と。
マグロの胃袋。
それを丁寧に下ごしらえして、ピリ辛味のトマトソースで仕上げたモノ。内臓独特のギザギザが入った形状。クニュクニュ奥歯にまとわりつくような食感やなかなかキレイに噛みきれぬたくましさと頑丈な歯ごたえなんか、まさにトリッパ。
これが魚の一部であるってコトがまるで思い浮かばないほどトリッパ的で、しかもピリ辛味のトマト~ソースと合うこと、あうこと。



そして肉。
赤身の肉を400g。塊のまま表面こんがり。それを6つに切り分けて、塩をほどこし切り分け食べる。
肉の断面がロゼ色をしてうつくしいこと。しかもふっくら盛り上がり、つやつやキラキラ肉汁で輝いている。
顎にガツンとほどよく固い。噛みしめるたびジュワリと肉汁。旨みと明るい酸味と甘み。一口ごとにシアワセになる味わい深さ。
考えてみれば昨日の昼は焼肉で、夜はステーキ。にもかかわらず今日の肉もおいしくて店それぞれに違った味わい、たのしみがある。



十分堪能したのだけれど、やっぱりパスタも食べたくておすすめという「ピーチ」をたのむ。いろんなソースができるけれど、今の季節はやっぱりポルチーニでしょう…、と作ってもらう。
麺から手作り。打ってのばして茹でたモノ。アルデンテじゃなく麺全体がほどよく硬く、表面やわらか。噛むとネットリ、軽い粘り気とともに歯切れてコツコツ奥歯を叩いてく。
塩とニンニク、オリーブオイル。きのこの旨みがどっしりとしたオイシサで、気持ちが豊かになっていく。いいお店です。オキニイリ。


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[2回]

昼も秋味にしてやりましょう…、と、それで「安芸路酔心」にした。



伊勢丹会館の地下にある。和服姿が艶やかな中居さんたちのサービスたしかな、昔ながらの和食のお店。
本店が広島にあり、瀬戸内地方の料理が気軽にたのしめる。ボクが生まれた松山の海を挟んで向かい側。おいしいものを食べにフェリーでいきましょうか…、と決まったときにはウキウキしていた。そんな味。
それにしても和服姿の女性の所作のやさしく、優雅でうつくしいこと。思わずニッコリ。豊かな気持ち。



いつもは小鰯を指の腹でさばいて何十匹もご飯の上にのっけて味わう「小鰯丼」というココの名物料理を食べる。
1000円もせず、瀬戸内気分に浸れる料理ではあり、今日もと思いもしたのだけれど、「秋の瀬戸内」というミニ懐石風の定食があり、それをたのんでみることにした。
4つに分かれた弁当箱に、カキフライのお皿にお椀といろんな料理が一度に運ばれやってくる。仕組みというより、経験とチームワークでこういうコトが自然とできる。プロの仕事ってスゴイよなぁ…、って思ってニッコリ。

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さすがに広島が本店の店。今の季節は牡蠣が売り物。
メインディッシュはカキフライ。牡蠣の貝殻の中にストンと牡蠣のフライが2個やってきて、ソースにレモン。ソースまでもが貝殻入りというのがステキな臨場感。
ふっくらとしてフルンと歯切れ、パン粉衣がカサリと口に散らかっていく。
海の香りが口いっぱいに広がって旨みと一緒に消えていくのが、もったいなくもおいしいゴチソウ。
もうひと品は牡蠣ご飯。ふっくら煮込んだ牡蠣が2個。牡蠣の旨味が染みこんだ炊き込みご飯には瀬戸内らしくイリコの香りがほんわか漂う。



多彩タップリな炊合せ。それぞれ別に味を入れ、熱の入れ方も素材の食感正しく伝えるよき食感。それら素材を食べる間際にひとつにあわせて温め鉢に盛ったもの。
仕事丁寧。味わい深し。
骨までやわらかなイワシの醤油煮。出汁巻き玉子にニラのぬた。さつまいもを飴煮観にしたものと、味わい多彩で食べててたのしい。
茶碗蒸しはなめらかで、白身魚とエビに銀杏。かまぼこ、鶏肉と具材ふんだん。出汁の旨みが口に広がるオゴチソウ。



食後に甘いモノをとやってきたのが栗羊羹。
そうか、そういう季節でもある。中津川の須屋の栗きんとんがとても恋しい。秋のコト。


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朝、新宿で朝ご飯。軽く打ち合わせをすることもあり、それでセガフレードザネッティー。



ここ数日、いつも以上に東京の街に外国人客が多くって、ここもかなりのインターナショナルアトモスフィア。
イタリア語を喋る人たち、中国語やら韓国語やらとしかもみんながセルフコーヒーの作法をしっかり知っている。
日本にスタバがやってきたとき、注文方法になじめず右往左往していた人がたくさんいたのを思うとすっかり、こういう店もグローバル。



コーヒーとパニーニたのんで2階にあがる。
ラテと番号札だけもらってテーブルにつき、写真を撮ってたら好奇心ありありの表情でボクの方を見つめる中国語を話すファミリー。
中国の人って、不躾なほどじっと他人を見つめることがあってかなり辟易するけど、彼らの1人がかなり流暢な英語でボクに聞いてくる。
「なんで料理ばかりを撮って自分のコトは撮らないんだ」と。
確かに彼らはセルフィー大好き。レストランでも必ず自分を被写体の中に入れている。
いや、ボクは料理の写真を撮るのが好きで…、と言ってるうちにパニーニがくる。



それを同じく撮ってたら、「食べてるところを撮ってやろうか」と…。そういう趣味もございません(笑)。
彼らのとこにもパニーニがきて、それを持ち上げ食べてるところをみんあで撮りあい、ワーキャーしてた。それもたのしい過ごし方。
袋に包まれやってきたのを、取り出しみるとパンの表面がツヤツヤしてる。オリーブオイルのツヤですな。
油をまとってこんがり焼けた表面サクサク。しかも波上に窪んで飛び出てその凸凹が、ガリっとかなり歯ごたえ頑丈。



挟んだチーズとハムの食感なめらかで、コントラストがたのしいあったかサンドイッチ。
それにしてもココのエスプレッソはやっぱりおいしい。
ビターでしかも甘くてポッテリ。ミルクと一緒になっても風味はゆるぎなくって、カップに残る年輪みたいな泡の後。ミルクで描いたハートのマークもずっと消えずにカップの中を漂っている。
空は青空、いい天気。いい週末のはじまりです。


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打ち合わせがテキパキ片付き、お店をあとにしたものの、昼ご飯の時間にゃ少々早すぎて、それでスタバでぼんやりします。



飲んでみたかった飲み物があり、それを目当てにやってくる。
フルーツクラッシュっていうティードリンクで、たのむとカップにイングリッシュブレックファストのティーバッグ。スティームあてて紅茶を出して、ベリー系のフルーツソースとドライフルーツ。特にドライ林檎がたっぷり浮かんでやってくる。
作ってるときから明るく甘酸っぱい、おいしい香りがただよってきて気持ちがやさしくなっていく。



味はというと紅茶にいちごジャムを溶かしたロシアンティーのような味わい。
なつかしくって、けれど舌に残って噛むとサクサクはぎれる林檎の食感が新鮮で、これがまもなくシナモン風味に置き換わり、徐々にホリデーシーズンに向けて寒くなっていくんだろうなぁ…、って予感をさせる。
それで一緒にシナモンメープルバタートースト買って、季節をちょっと先回り。
パンがサクサク乾いて焼けて、甘くて切ない風味がおいしい。外はあったか…、けれど秋。

[5回]

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